シャイニングフォースイクサ到着

アマゾンで購入した『シャイニングフォースイクサ』は、結局、発売日翌日の夜に到着。
肝心の面白さはといいますと・・・『2日で17時間』といえばご理解いただけますでしょうか(笑)
食事などで放っておいた時間を抜かして、つまり実プレイ時間でこれです。しかもストーリー的にはそれほど進んでいない。


このゲーム、物語が章で構成されていて、各章で目的を達成すれば次章、といった具合に進むのですが

  • 主人公強化(強化するためのポイント集め)
  • 装備ドロップ&強化(金が余るということは当分無さそう。コスプレ要素あり)
  • ジオフォート(本拠地)強化、訓練場(ダンジョン)
  • 覇者の道(ストーリー進行と関係ない腕試しルート)
  • 巨大モンスター(フィールドにある封印を解くと出てくる)

などなど、横道が満載なのです。さらにザコ敵がうようよ沸いてきて、そいつらを一気になぎ倒すという無双チックなノリで進んでしまうわけです。楽しくないはずがないですね、うん。
雑誌に『昔の良きゲームを現在の技術で丁寧に作った感じ』と表されていましたが、プレイした人なら大多数が同じ感想を持つかと思います。手軽で、爽快で、やりこめて、ハードル上げ下げ自由で、システムで不快に感じる点は一つも無い。新年早々、今年一番に輝きそうなオーラを持っています。


セガバーチャファイターソニックだけじゃなかったのね。恐れ入りました。
OPも、凄く好きではないですが、最初ほどの違和感はなくなりました(というか本編をずっとやってるからあまり見る機会もない)


さて、ここからは予約特典の『第0章』なる小説についてです。
実は、ゲームはスタート時にすでに基本パーティの4人が共に行動しています。彼ら(のほとんど)はそれぞれ違う目的で『聖剣シャイニングフォース』を探していますが、なぜ4人で行動しているのか、全く語られていません。後に仲間になるキャラが敵として出てくるのも、なぜそうなったかが、少なくともこれまでの物語中では語られません。
これらを埋めるのが、『第0章』なのです。
最初は「こんなまわりくどいことせずに、ゲームの冒頭でそこから描いてくれればよかったのに」と不満をたれていた僕ですが、小説を読み進めますと、『ゲームとして描かなかった理由』が分かってきました。

まず第一に、小説の方が細かな心理描写などが描きやすい、もしくは伝わりやすいからです。ゲームだと、心の声をふんだんに使うわけにもいかないし、かといってそれをしぐさで伝えるのは難しい。しかし小説なら、書くだけです。伝えたいイメージは、最小限の挿絵をつければいいのです。
そして第二に、仮にこれをゲーム中でやっちゃったら、イロイロな問題からCERO全年齢対象が通らない^^;。大きい声では言えませんが、触手プレイとか、女王様全裸とか、皇帝妹の前で全裸で素振りとか。

まあ販売戦略とかも含め、その他もろもろな理由から小説という形になったのでしょう。
意外にも、薄いライトノベル程度のボリュームがあり(189ページ)、活字が友達ではない自分にとっては結構なタスクです^^;。しかし、読みやすい書き方だし、ゲームで語られない過去という『ネタバレ』的なわくわく感も手伝って、すんなりと読めてしまいそうです。



・・・・・・さて、テレビでは『イクサ』、トイレとバスと布団では「TOW」とすると、小学校の頃に夢見た『一日中ゲーム』が実現できる(さすがにしませんよ^^;)。携帯ゲームって恐いですな。