夢と現の境界について

朝起きると、たいていの人ははっきりと夢を思い出せなくなる。
では、どの時点まで覚えていて、どの時点から忘れてしまうのだろうか。

自分の経験ではあるが、目を開けた瞬間、本当にその一瞬に、夢を思い出せなくなった。
目を開けるまでは、設定や背景、登場人物、何をやっていたかなど、しっかりと覚えていて、忘れまいとしているのだが、視覚情報が入ってきたとたん、忘れまいとしていたということだけ残して綺麗さっぱり消えてしまうのである。
あまりにもあっけなく忘れてしまい、自分で自分が情けなくなったが、もしかして自分だけではないとか。
この分野について、誰か研究している人はいるのだろうか。科学的には無理としても、統計的にならば、出来ないこともない。

というわけで、視覚情報がトリガーとなっているのかどうか、ちょっとばかり注意して寝起きしてみることにします。
本部長も、宜しければお試しください（笑）