幸子EXはオタクだった

変わるのがこわかった。
変わらないのは孤独だった。
興味ない、面倒くさいは逃げだ。
つくづくそう思った。
大御所といわれる人々は、面倒だ、興味ないというつまらない理由で事を止めることはない。
判断基準としてはあまりにも稚拙だった。
大胆に。貪欲に。貴重な経験が積み重なっていく。
つくづくそう思う。


テレビをつければかの大御所演歌歌手。アキバ色に染まって奇声など発している。番組ディレクターはさぞあせったことであろう。
しかし彼女にとっては些細なこと。イメージがどうだとか、興味ないとか思わないだけ。
紙一重というのはよく言われるが、近頃の強風で紙が破れたら、それは大変だ。


「萌え萌えさちこ」が発売されたら、興味ないといわずに買おうと思う。