世間的には大詰め

研究室の大学4年生、院2年生は研究も大詰め、後者は明日、前者は3日後発表。
それが終わって、打ち上げが終わったら、もうこのメンバは順に散り散りになってしまうんだなと、ふと思う。
毎度の事ながら、ルームメイトとしてもっと積極的に話して、関わってくれば良かったなと、この時期になって反省する。

兄弟が遠くの街の大学へ行ったとき、家族はやはり寂しがるのだが、自分の反応は結構ドライだった。
別に死別するわけではない、遠くでも、同じ時間を生きていて、本当に会おうと思えば会えるのだから、と。
兄弟…家族ならば、確かにそのはずである。
しかし、研究室仲間、さらに同学年ではないとなると、今後の人生で再開することはほとんど無いと思っていい。
それゆえに、今になって少し反省―後悔するのかもしれない。


一期一会の精神を尊重して毎日を過ごしたら、少しは魅力的な人間になれるだろうか。


ふと、常に脱力しているようで、常に全力投球の毎日を送っていた誰かさんを思い出している―――