♪君はきっとどうしようもない僕に降りてきた


種。
昨晩、空のほうから降ってきた。見たところ枇杷の種のよう。窓にコツンと当たって気づいたのだが、周りにはこれといって何の変化もなし。とりあえず
1.高高度を飛ぶ鳥の嘴からするっと抜け落ちた
2.枇杷の実が爆発、破片がここまで飛んできた
3.暴徒が投げた
4.嫌がらせ
5.念動力
などなど、この不可思議な事象について色々と考えてみた。しかし一晩寝てみると、そこに転がってる種を見てもあまり気にならなくなっている。もう僕の腕をはなれてしまった。
いつかこの種がベランダから旅立ち、どこかの家の庭で発芽したら、誰かが気に留めてくれるかもしれない。